「meets NAKAGAWA HOKKAIDO」は、北海道中川町の素材を使ったプロダクトシリーズです。
中川町は、北海道北部に位置する自然豊かなまちです。
北海道遺産にも登録されている美しい川が町の中心を走り、肥沃な平野と森林に恵まれています。
森林率は86%で、うち約8割が天然林と国内でも有数の手付かずの自然が残っています。
稀有な自然環境に暮らす中川町のひとびとは、樹皮、つる、葉や枝、
山菜など森の住人だけが知る自然の恵みを、私たちに教えてくれました。
このシリーズでは、中川町で出会ったエッセンスを、暮らしに取り入れやすい
雑貨や食品などのアイテムにしてお届けしていきます。
* * * * * * * * * * * *
私たち85が中川町を初めて訪れたのは2023年5月のことでした。
あるプロジェクトをご一緒した北海道出身の方から、ご紹介いただいたのがきっかけです。
道北とよばれる旭川よりも北の植生は、のどかな丘陵が広がるイメージの北海道とは明らかに違い、
とにかく自然の強さを感じました。
中川町が近づくと、芝刈りされた河川敷の風景が長く続きました。
そこには自然をコントロールするような傲慢さは感じられず、程よい距離感の優しい手入れが行われていました。
かつての里山のように、ちょうどいい距離から自然との共生を考える。
町の裏山をネイチャーガイドいただいたときにも、そういったことをみんなに知ってもらいたいと感じると同時に、自分自身ももっと知りたいといった欲求が生まれました。
この町に、より多くの人が訪れ、こうした気持ちに共感いただいたら、
他の世界もどんなに豊かで安心できる環境になるだろうか。
そのためにこの町で事業を興し、町についてをもっと知り、多くの人たちにも知ってもらおう。
それが、meets NAKAGAWA HOKKAIDO の始まりです。
パートナー企業と共に、町の豊かな未利用資源を使わせていただき、
魅力的な商品と、魅力的な中川町を紹介していきます。
85代表 嶋津和久



北海道にある中川町は旭川から160kmほど北に位置する、人口1400人ほどの自然豊かなまちです。
天塩川流域に沿って中心部が広がり、9割近くの山地に囲まれています。
林業、農業、酪農が盛んで、北海道大学と連携した山林管理など、
負荷のかからない形で資源利用に取り組んできました。
森の奥に入れば川を遡上するサケの姿が見られるなど、人間とのちょうどいい距離感は、
自然と共生するお手本のように、私たちの目には映ります。
この地域で採れる野菜は、寒暖差が激しい気候から甘みが強く、滋味深い味わいが特徴です。
ギョウジャニンニクやワラビなどの山菜にも恵まれ、まちの人々は雪解けの季節に山菜を楽しみます。
北海道北部に分類される植生の森は、和薄荷やテシオマツの若芽など、
地域に根ざした天然資源の宝庫です。
私たち85は、都市部とはまったく違う環境の中川町に、日本の未来や可能性を思い描いています。

85のピクルス
WANOWA|クールヘア&ボディミスト
WANOWA|ハンドクリーム 中川町和薄荷
ラレシーブオーバンブー|ディッシュソープ

ロゴとシンボルには、北海道中川町を抱く森や川、そこで生まれ巡る生命力が表現されています。

